ヴェブレン効果とは?マーケティングでの活用事例を徹底解説【結論:ヴェブレン×スノッブが最強】

マーケティング

ヴェブレン効果について詳しく知りたい!

ヴェブレン効果の具体的な活用方法や事例を教えて欲しい!

価格が高いもの=良いもの」という認識、ありませんか?

実は、人間には「価格が高いほど、価値が高いと感じる」心理があります。

高級時計や高級外車、ハイブランドのバッグなどが好きな方も多いですよね。

しかし、マーケターやビジネスをする側として、

なぜ値段が高くても買いたいと思う人が多いのか?

この理由を説明できないと、自分のビジネスや店舗でも利益を上げていくことはできません。

人がものを買うときの心理、つまり「行動心理学」を理解することは、ビジネスでの集客や売上UPには欠かせません。

大手リラクゼーションチェーン店で売上改善コンサルタントとして働く私が、店舗でも活かせる行動心理学について解説していきます。

この記事を読むことで以下の内容を知ることができます。

・ヴェブレン効果とは何か

・今日からすぐ実践できる!ヴェブレン効果の具体的な活用事例

・これを抑えないと失敗する!ヴェブレン効果を活用する際のポイント

“おばあちゃんでもわかる”レベルで伝えることを心がけておりますので、サクッと読み進めて行きましょう!

ヴェブレン効果とは

ヴェブレン効果

販売されている価格が高いほど需要が増す現象を指す

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ヴェブレン効果とは、一言で言うと「価格が高いものほど、手に入れたい(価値が高い)と感じる」心理のことです。

一般的には「価格を安くするほど、需要(買いたいと思う人)が増える」と言われますが、このヴェブレン効果は逆の現象で、「価格が高ければ高いほど、手に入れたいと思う心理」が働くのです。

このヴェブレン効果は人間の「自己顕示欲」を表しており、価値の高いものを手に入れることで、自分のステータスを上げたいと思う人が多いのです。

例えば、ブランド物を身にまとっている人や、高級な外車や時計を手に入れたいと思っている人、またインスタ映えのために海外旅行に頻繁にいく人っていますよね。

この心理を活用したマーケティング戦略をとり、売上を上げている事例があります。

ヴェブレン効果のマーケティングでの活用事例

ヴェブレン効果=「価格が高いものほど、手に入れたい(価値が高い)と感じる」心理を活かしたマーケティング事例で代表的なものはこちらです。

・高級外車/腕時計(フェラーリ、ランボルギーニなど)

・高級腕時計(ROLEX、OMEGAなど)

・ハイブランド(HERMES、CHANEL、Louis Vuittonなど)

・クレカのブラックカード(AMEXなど)

社会人になると、「自分で稼いだ給料でいい時計を買いたい!」と思うサラリーマンが多いですよね。

また、OLが誕生日に自分へのご褒美としてHERMESなどハイブランドのバッグを買ったり、経営者がAMEXのブラックカードを手に入れたいと思ったりするのも、このヴェブレン効果で説明できます。

人間の欲求に「承認欲求」というものがありますが、人は自分のステータスなど、他人からどう思われるかを気にする生き物なのです。

ヴェブレン効果の活用ポイント3選

ではヴェブレン効果を自分のビジネスでどのように活かせるでしょうか?

活用のポイントを3つに絞って解説していきます。

これら3つのポイントに当てはまる商品ほど、多くの人が手に入れたいと思う商品なのです。

ヴェブレン効果のポイント①:ストーリーテリング

1つ目のポイントは、「商品の背景(ストーリー)」を伝えることです。

価格が高い場合、「なぜこの商品にはこれだけ高い価格を支払う価値があるのか」が伝わらないと、購入したいとは思わないですよね。

例えば、以下のような理由・背景(ストーリー)が多く使われます。

・素材や産地のこだわり

・生産に手間がかかる(ハンドメイドなど)

・作り手が限定されている(伝統的な作り方など)

・作り手に権威性がある(有名デザイナーなど、実績のある人)

このように、その価格を設定している理由や背景(ストーリー)が明かされており、その商品ストーリーに納得や魅了される人が多いほど、商品が買われるのです。

ヴェブレン効果のポイント②:周囲の認識

そもそも、「その商品を持つことでステータスが上がる」ということが周囲に知られているものでないと、その商品を買ってもらえません。

なぜなら、ヴェブレン効果は「自己顕示欲」を象徴するものなので、周囲の人からの「評価」や「承認」「憧れ」の対象であることが前提だからです。

例えば、「この壺はとても有名な陶芸家の作品なので、1000万の価値があるよ!」と言われても、その価値を理解する人が少なければ、価格が高くても購入したいとは思いませんよね。

「その商品を持つことでステータスが上がる」ということが周囲に知られていることが、価格が高くても手に入れたいと思ってもらうためのポイントとなります。

ヴェブレン効果のポイント③:希少性が高いもの

ヴェブレン効果は、「希少性が高いもの」との相性が抜群に良いのです。

先ほどのポイント①で解説した「商品ストーリー」とも関連ありますが、希少性が高いだけでも、「希少性が高く、入手が困難だからこそ価格が高い」と説明できますよね。

実は人間には「希少性の高いものほど欲しくなる」心理があり、この現象を「スノッブ効果」と呼びます。

ここでは詳しい説明は省きますが、スノッブ効果について学びたい方は以下の記事をご覧ください。

▶︎「スノッブ効果とは?マーケティングでの活用事例を徹底解説」

つまり、「ヴェブレン効果」と「スノッブ効果」を掛け合わせることで、より売れる商品を作ることができるのです!

例えば、ウイスキーの「山崎55年」という銘柄があります。

「山崎55年」は1本約300万円で100本限定で販売されたのですが、2020年8月に開かれたオークションで、約8,500万円で落札されました。元値の約28倍ですね!

ウイスキーは投資目的で購入される方も多い商品ですが、さすがに1本8000万を超える値段がつくことはほとんどなく、この金額は日本ウイスキーの最高値記録となりました。

つまり、「1本300万円という値段の高さ」と「100本限定生産という希少性」が掛け合わさったことで、「元値の28倍を支払ってまでも手に入れたい!」と思われるような商品になったのです。

・ヴェブレン効果:1本300万円のウイスキー銘柄(700mlで300万円は高級)

・スノッブ効果:100本限定生産(市場に出回っておらず入手困難)

価格が高く、かつ希少性の高い商品であるほど、多くの人が手に入れたいと思うのです。

さいごに

「ヴェブレン効果」のおさらいです。

「ヴェブレン効果とは」

価格が高いものほど、手に入れたい(価値が高い)と感じる心理

ヴェブレン効果の活用事例はこちら。

・高級外車/腕時計(フェラーリ、ランボルギーニなど)

・高級腕時計(ROLEX、OMEGAなど)

・ハイブランド(HERMES、CHANEL、Louis Vuittonなど)

・クレカのブラックカード(AMEXなど)

ヴェブレン効果を実際に活用するには、ただ価格を高くすれば良いわけではありません。

活用する際のポイントが3つあります。

①商品の「ストーリー」が語られているか
 →価格が高い「理由や背景(ストーリー)」を伝えることが重要です

②「ステータスが上がる」と周囲に知られているものか
 →その商品を持つことがお客様の「ステータス」に繋がるかが重要

③希少性が高いものか(ヴェブレン効果+スノッブ効果)
 →「簡単に入手できないものほど欲しくなる心理」を活用することが重要

いかがでしたか?

「私はそんな価格の高いものは別に欲しいと思わないなー」

と感じる人も、もちろん沢山いると思います。私もそうです。笑

しかし大事なことは、もしあなたがビジネスをする側の立場の人であれば、この心理を理解した上で、ブランディング戦略や商品設計を行うことが重要だということです。

私は仕事で店舗ビジネスのコンサルティングを行なっていますが、経営者の方や店長さんの多くが、売上が上がらないとすぐ値引きやキャンペーンに頼っている印象です。

安売りに頼ってしまうのは、正しい知識を知らないだけなのです。

マーケティング知識やスキルがあるかないかで、お店の売上は格段に変わると思っています。

このブログでは「平凡会社員が経済的自由を達成するための、スキルアップに必要な知識やノウハウ」を発信しており、今回のようなマーケティング関連の知識もガンガン解説しております。

▶︎ 過去に書いたマーケティング関連のブログ記事はこちら

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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Chari(ちゃり)

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