【意外とできてない】リラクゼーションサロン店長に求められる役割・仕事内容とは?

ビジネススキル

大手リラクゼーションサロンのチェーン店でエリアマネージャーとして働く中で、店長さんから日々いろんな相談がきます。

その中で特に多い相談が、

毎日呼び込みやチラシ配布を頑張っているのに、集客も売上も全然増えない…

といった内容。

どの店長もみんな頑張っているんです。でも、成果に繋がらない。

その原因は店長自身にあることがほとんどで、自分自身が店長としての役割や仕事を正しく認識していないケースが多いのです。

そこで今回は、リラクゼーションサロンの店長の仕事について解説していきます。

この記事は以下のような悩みの方におすすめです。

  • 毎日がむしゃらに頑張っているのに、売上が上がらない。
  • 売上が伸び悩み、店長として何をすべきかわからなくなってしまった。
  • 店長をやることになったけど、イマイチ店長の仕事内容がわからない。

この記事を読むことで、「店長がやるべき仕事」が明確になります。

この内容は業界問わず共通するポイントとなりますので、リラクゼーション業界以外の店長さんも読んでみてください。

リラクゼーションサロン店長の役割

まず前提として、店長の役割についてお伝えします。

一言で言うと、店長の役割とは「成果を出す」ことです。

ここで言う「成果」とは、「売上予算(目標)の達成」のことです。

リラクゼーションサロンのチェーン店や複数店舗を経営する組織の場合、本部やオーナーから売上予算や売上目標を設定されることが多くあります。

複数店舗を経営する上で、本部やオーナーだけでは1店1店の売上管理やスタッフ管理が難しいため、各店に店長に置き、運営を任せているのです。

では、店長が「成果を出す」ために行うべき仕事は何なのでしょうか?

店長がやるべき3つの仕事

結論、店長がやるべき仕事は3つだけです。

店長がやるべき3つの仕事

①売上管理

②スタッフ管理

③役割分担

①売上管理

店長を英語で書くと、「Store Manager(ストア・マネージャー)」ですよね。

つまり店長の仕事とは、成果を出すために、店舗に関わること全般をマネジメント(管理)することなのです。

そのマネジメント業務の中で、特に重要な仕事が「売上管理」です。

では、「売上管理」とは何をするのでしょうか?

私は売上管理の仕事内容をこのように定義します。

売上管理とは

「成果を出す(=売上目標を達成する)ために、PDCAサイクルを回し続けること」

PDCAサイクル

売上目標を達成するために、売上を管理すること。

つまり「PDCA(計画→実行→評価→改善)」のサイクルを回し続けて目標達成に導くことが、店長の仕事です

例えばダイエットをする場合も、

「今の体重が何キロで、理想の体重が何キロだから、あと何キロ痩せたい!そのために糖質制限と運動を行い、食事は夜だけ炭水化物を取らないようにして、運動は毎日5キロ走る!」

といった形で、最初に計画を立てますよね。そして計画通りに実行し、結果をもとに評価・改善を繰り返していきます。

しかし、かく言う私も、店長になったばかりの頃は計画の重要性がわかっておらず、ひたすらその日の売上目標を達成するためにチラシ配りや呼び込みばかりしていました

これではPDCAではなく「DDDDサイクル」ですね。

そのためなんとかその月の目標は達成できても、翌月も同じことの繰り返しで、私もスタッフも成長が感じられず消耗する日々でした。。

そこから当時の上司にPDCAサイクルについてゴリゴリ指導してもらった結果、店舗の具体的な課題を明確にすることができ、改善計画(打ち手)の精度が上がり、売上UPに繋がりました

  • 今月の店舗売上目標を達成するための計画はできていますか?
  • 計画を実行した後に、振り返りはできていますか?
  • 振り返りを元に、次月の改善プランを立ててますか?

もしまだ売上目標達成に向けての計画が立てられていない方は、まずは計画を立てることから始めてみましょう

そもそも計画の立て方がわからない…

PDCAサイクルを使いこなせるようになりたい!

という方は、私の経験を元に詳しく書いておりますので、以下の記事を参考にしてみてください。

▶︎ 【新人店長向け】リラクゼーションサロンの計画の立て方を5ステップで解説

▶︎ 「PDCAサイクル」について詳しく知りたい方は別記事にてまとめます

②スタッフ管理

店長がやるべき仕事の2つ目は「スタッフ管理(スタッフマネジメント)」です。

スタッフマネジメントとは、お店の売上を伸ばしていくために、スタッフを育成し成長させていくことを指します。

リラクゼーションサロンの場合、お客様へ実際に接客しサービスを提供するのはスタッフです。

つまり、この業界では「スタッフ=商品」ということ。

スタッフの質によってお客様の満足度が左右され、結果としてお客様のリピート率に大きく影響するため、スタッフ育成に注力することは必要不可欠です。

スタッフの成長が、お店の成長に繋がのです。

では、スタッフマネジメントにおいて具体的に店長が行うべき仕事は何でしょうか?

結論、店長が行うべき仕事とは、スタッフがPDCAを回すためのサポートを行うことです。

先ほどの売上管理のパートでは、店長自身が店舗売上目標の達成のためのPDCAを回し続けることが仕事だと書きましたが、スタッフ管理においては、スタッフにPDCAを回させることが重要なのです。

スタッフを成長に導くPDCAサイクル

①PLAN(計画):各スタッフの個人目標を設定し、目標達成のための行動プランを決定する

②DO(実行):スタッフが①PLANで決めた行動プランを実行する

③CHECK(評価):定期的に振り返りを行い、個人目標の進捗と行動プランの実行状況を確認する。

④ACTION(改善):③CHECKを元に行動プランの見直し・改善を行う。

もちろん、スタッフが自分一人でPDCAを回して成長していくことが理想的ですが、自分で自分をマネジメントできるような優秀な人はそうそういません。

だからこそ、店長がスタッフマネジメントを行い、PDCAを回すサポートをすることで、スタッフの成長を支援するのです。

特に上記の①PLAN、③CHECK、④ACTIONの3つの段階において、店長のサポートが必要となります。

具体的には、店長はスタッフに対して以下の2点を行います。

店長がスタッフに対して具体的に行うこと

⑴スタッフとの個人面談

⑵日々のフィードバック

⑴スタッフとの個人面談

月一など定期的に個別面談を行い、スタッフの「課題の明確化」「目標設定」「行動プランの決定」を行います

⑵日々のフィードバック

スタッフの成長を加速させるために、①個人面談で決めた行動プランについて、日々の勤務の中でスタッフへフィードバックを行います

個人面談の具体的なやり方や、効果的なフィードバック方法については以下の記事をご覧ください。

▶︎ サロンスタッフが爆速成長!?スタッフ面談日々の効果的なやり方を解説

③役割分担

店長がやるべき仕事の3つ目は、「役割分担」です。

お店を運営するためには、様々な業務が必要ですよね。

例えば、

店舗運営に必要な業務例

KPIの進捗管理、在庫管理(発注)、清掃、販促(キャンペーン企画)、シフト作成、看板/POP作成、集客(ブログ等)etc

これらを店長一人でやるとなると、どれだけ時間があっても足りません。

各業務の担当を割り振り、スタッフに責任を持ってやらせることが役割分担なのです。

そして役割分担を行うことの一番の目的は、「店長がやるべき仕事を遂行するため」です。

店長の役割は成果を出すことで、そのために売上管理とスタッフ管理を行います。

しかし、私が店長1年目の頃がそうだったのですが、ほぼ全ての業務を店長自身がやらなければならない“という固定概念があり、進捗管理から販促準備からシフト作成、チラシ配りまで、ほぼ全て自分でやってしまっていました。

その結果、本来やるべき計画立案や振り返り等の売上管理がおろそかになり、毎月同じことの繰り返し…といった状態になっていました。

ただそこからの失敗経験を分析し、店長2年目からは売上管理とスタッフ育成にフォーカスし、シフト作成を含めたその他業務を右腕やスタッフに任せることで、毎月のPDCAを回し店舗を売上予算達成に導くことができました。

みなさんのお店では役割分担はできていますか?

成果を出せる店長ほどスタッフに業務を任せ、成果を出せない店長ほど、業務を任せず自分で全てやることにこだわる傾向があります

▶︎ 仕事を任せられない店長の特徴

▶︎ スタッフに仕事を任せる時のポイント(優秀な部下の育て方)

まとめ

店長の役割とは、「成果(売上予算・目標の達成)を出す」こと。

成果を出すために、店長がやるべき3つの仕事

売上管理
 売上を上げるためのPDCAサイクルを回し続けること

スタッフ管理
 スタッフがPDCAサイクルを回し続けるためのサポートを行うこと

役割分担
 店長自身がやるべきことにフォーカスするために、その他業務をスタッフに委任すること

店長の役割とは、シンプルに「成果を出す」ことだけです

そして成果を出すためには「マネジメント(管理)」のスキルが必要で、特に「売上をマネジメント(管理)するスキル」「スタッフをマネジメント(管理)するスキル」の2つが重要です。

成果を出すために売上とスタッフを管理し、PDCAを回し続けて店舗を成功に導くことが、店長が行うべき仕事なのです。

私も店長時代は失敗の連続で、計画を立てるのが苦手だったり、ついつい振り返りをサボって同じことを繰り返したり、スタッフに任せるより自分でやる方が早いと思って仕事を抱え込みすぎてパンクしたり。。。

ですが、売上管理・スタッフ管理のノウハウを学び、役割分担の重要性を理解し実行し続けた結果、店長として3店舗を任され、その後エリアマネージャーとして店長育成を任されるまでになりました。

私自身がたくさんの失敗と成功を経験したからこそ、これから店長として働く皆さんには同じような失敗をして欲しくないと思っています。

正直、店長の仕事はラクではありません。

上司やオーナーからは売上・利益を上げることを求められ、お店ではスタッフが言うことを聞かなかったり、仲の悪いスタッフの間をとりもつことに時間を割かれて精神的に疲弊したりと、いいことばかりではありません。

しかし、計画通りに施策がハマり目標達成した時の喜び、売上予算を達成して全社員の前で表彰された時の達成感、スタッフが教えたことを実践してお客様から指名をもらえた時の嬉しさなど、店長でしか経験できない楽しさはたくさんあります

このブログを通して、一人でも多くの人が店長の仕事にやりがいを感じ、毎日ワクワクして働けるような情報を発信していきたいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございます。

ちゃり

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